お品物の状態をお客様の前でしっかりチェック。
自分のものでも意外と異常に気づかないものです。
よく点検させて頂く事で改めて気づくことが・・・。
後々のトラブル等の原因になり得る為、しっかりとした点検が重要となり、お客様との信頼関係を築く事につながります。
専用のタックを付ける際、再度よく点検します。
何か異状が有ればお客様にすぐご連絡いたします。
染みや傷んだ箇所が有れば、お客様に確認の上染抜きや修理も承ります。

入荷時、専任の点検係が品物を細部迄点検します。
工場点検は最終チェックです。
洗いの技術者がいるので何か問題があるものは確認し、品物によっては返品させて頂く場合もございます。

洗浄方法は、まずドライクリーニングと水洗いに分かれます。
そして、更にドライクリーニングにおいては機械が３機種あり、
どの機種で洗うかはそれぞれ品物の特性に合わせ、選定します。
その際、色の出そうなものについてはクリーニングの前に色出の検査を行います。
破損が心配されるような釦やバックルなどはカバーをし保護してから洗います。

1、ドライクリーニング

洗浄は、洗浄力の強いものから弱いもの迄、品物（衣類）に応じて　機械を選別します。

①ウールのスーツ、上着、ズボンなどは洗浄力の強い（汚れ落ちの良い）機械で洗います。
②デリケートな素材（繊維）のものは、洗浄力の弱目の溶剤で洗います。
③シルク（絹）やカシミヤなどの獣毛１００％のもの、高級ブランド品・皮革付品などは、衣類にやさしいソフトな洗いを促す、高級品専用の最新ドライ機を使用しています。

最新ドライ機（ソルカンドライ）
衣類・環境にやさしいCO₂ﾞゼロ_ﾞの最新ドライ機。
高級品やデリケート品の洗浄を行います。
ソフト洗浄で型崩れせず、デリケート衣類に最適です。高級品も安心して洗えます。

2、水洗い（ランドリー）
水洗いに代表されるのはワイシャツですが、弊社の水洗いはオゾンを使用しています。
オゾンには脱臭・漂白（殺菌）・抗菌効果が有り、特にワイシャツのような汗が多く付いているものは効果覿面で、嫌な臭いが取れ清潔に仕上がります。
お客様は気付きにくいかも分かりませんが、比較して頂けると違いがお分かり頂けると思います。

3、W洗い
夏物のスーツなどは汗を多分に含んでおり、通常のドライクリーニングでは汗汚れが落ちきりません。このような時お勧めなのが、Ｗ洗いです。

通常のドライクリーニングに加え、水洗いも行うので汗汚れが落ち、ゴワツキが取れ軽くすっきり仕上がり汗の臭いも残りません。この場合衣類に負担のかからない水洗いを施すのでウール製品でも心配ありません。

ジュースなどの水溶性の染みが多量に付いてしまったような時にも効果的です。

クリーニング（洗浄）では落とせない染みを専門スタッフが特殊な手法で作業します。

元来ドライクリーニングでは、水溶性の染みは落ちにくく　水洗いでは逆に油溶性の染みが落ちにくいという性質がある為、時間の経った古い染みや色素の強いもの、落ちにくい加工がしてあるようなものは洗い後に残る可能性が有ります。

只、一番に落とす方法は染みが付いたら何も手をかけず、すぐに持ってきて頂く事。そうすればどんな染みでも殆ど落とすことが出来ます。時間もかからず安価で、衣類にも負担がかかりません。その為、当社の店頭・営業スタッフは染みが付いたらすぐにお出し頂く様、お客様にお願いしています。

包装されたクリーニング品は、店舗ごとに分類され各店舗へ発送されます。